|
最近よく有る質問で、
『ショップさんに聞くとカエルアンコウは簡単だよ、と言われるのですが何故か短命になってしまう、どうしたら長期飼育ができるでしょうか?』
私も最初は正直結構なカエルアンコウを殺してしまいました。(反省)
そこで考えた、行く所まで行ってやろう!このまま諦めたら死んでいったカエルアンコウ達に申し訳ない!
で、 ここでイザリウオ飼育について考え、私の経験では有りますが、カエルアンコウの見解をお話したいと思います。
まず、カエルアンコウは硝酸塩の蓄積によって弱くなってしまうような気がします。海水魚皆に言えるのは、古い水から新しい水には弱い面が有りますよね?
それがカエルアンコウは極端に弱いのか?と思っております。
他の魚同様、ちゃんとしたサイクルでの水換え、もしくは吸着ロ材等で蓄積していく硝酸塩、
もっと言ってしまえばアンモニア等不要な物は極力水槽内から減らしていく方が良いと思います。
これについては他の魚も同様ですが、
カエルアンコウは特にそうだよぐらいの考えがあって良いのではないでしょうか。
カエルアンコウは、動かない魚、と言う事に皆さんがとらわれすぎているのではないでしょうか。
私は動かない魚だからこそ運動させないといけないと思います。
ではどうしたら良いか、カエルアンコウはよく石等にツッパッテ居ますよね?
それが運動だとも思います。水槽に産卵箱で飼っているのは論外!?どうしてもと言う場合には、水流の近くに産卵箱を付けるか、
水流の起こせる産卵箱で飼育してほしいです。
水流を強くする事によりツッパッテいる、で力が入る、その程度でも全然違いますよ。
カエルアンコウによっては水流に身をまかせ、遊んで?いるようにも見える行動をする奴も居ます。
よどんでしまうのが恐いです。
(渦を巻いている程いりませんあくまで程よく)
餌、これも皆さん結構上げすぎてはいませんでしょうか?
エビや魚を食べるシーンはカッコ良いですし、カエルアンコウ飼育の醍醐味ですよね?
ただ、自然界でそんなに補食出来るでしょうか?
違うと思われます。
本来、補食は苦手でめったに捕まえられてはいないと考えます。
しかも、カエルアンコウの消化器官は原始的で消化の悪い物は未消化になりやすく、
糞ずまりの原因になりやすいのでしょう。骨格の固いスズメダイ類(デバ、ミツボシ等)、淡水の金魚等はさけた方が良いと思います。
カエルアンコウに良い餌は海水のエビ、ボラ、低性のハゼ等が良いでしょう。
1週間に5Cmのカエルアンコウでしたら3Cmのエビ等を3匹〜6匹ぐらい。
サイズにあわせて下さい。カエルアンコウがなれてくると顔を水槽に近ずけるだけでよってくるようになります。
そうしたらアジ等脂肪分のない魚の切り身等も良いと思います。ただ、連続してあげないで下さい。
必ず1日〜2日ぐらいは間をあけて内臓に残っている物を無くしてから次の餌を上げて下さい。先程お話した消化器官が弱い面を考慮した考えです 。
複数飼育していると餌取りが上手いカエルアンコウとそうでないカエルアンコウが出てきます。
その場合、切り身等は餌取りが下手なカエルアンコウに与える事が出来、均等に餌を与える事ができます。
ピンセットやハシ等でカエルアンコウの目の前に持っていくと食べてくれるでしょう。
生のエビは良いですが、クリルはさけた方が良いです 。
又、カエルアンコウの中には新陳代謝が早い物なのか、他のカエルアンコウ同様に飼っていると背肉が落ちてしまう物も有ります。
そう言ったカエルアンコウは先程お話した切り身等でそのカエルアンコウだけ間隔を短くして対応されたらどうでしょうか。
また、小さい時はやはり新陳代謝が早いのか、サイクルが早く思えます。昨日エサをあげて、翌日お腹がぺったんこ、なんて事があります。
カエルアンコウの状態をよく観察し、カエルアンコウにあわせてエサをあげて下さい。
カエルアンコウを見る目!
買う時の状態も左右しますので、魚を見て判断して下さい。どんな魚も一緒ですが、わかってくるとその魚状態が判断出来るようになります。
言いにくいのですけど、魚全体に言える事ですが、金額より状態等で購入された方が良いとは思います。
総論ですが、清潔で綺麗な水で、水の流れがほどよく、つかまれる障害物が有り、餌は消化が良い物を程よく与える。
それがカエルアンコウの飼育のコツと考えます。
自然界で、カエルアンコウがいる所は潮がよく通っている所に多いのはこの事だとも考えていますし餌の魚が多い事も有ると思います。
私はカエルアンコウは簡単か?と聞かれれば、簡単だよと答えます。
ただ、魚に対する愛情、ふだんの通常のメンテナンスが出来るならね?
と、付け加えます。
簡単な事です。普通に他の魚同様その魚にあったメンテナンスをして、カエルアンコウに合った飼育をすれば良いのです。
忙しい方は忙しいなりに、手をかけたくてウズウズしている方はそれなりに、自分のスタイルで楽しまれれば良いのではないでしょうか。
(あくまで基本にそって)
せっかく飼っている魚が死んでしまったら悲しいです。でも死んでしまったものはしょうがない、
でもなんで死んでしまったのか、どうしたら死なせなくできるのか、
そこで諦めてしまっては死んでいった魚達に申し訳ないではないでしょうか?大海を自由に泳いでいた魚を人間のエゴで連れて来てしまっているのです。
私は思います。『だって魚を飼いたいんだもん』だったらね?ちゃんと飼ってあげないと。
カエルアンコウより飼育の難しい魚は他にも沢山居ます。
でも、その魚達を飼おうと言う気持ちが有れば、チャレンジしかないと思いますし、昨今では技術の進歩で良い器具も出ています。
あくまで私の見解で異論もあるかも知れません。魚全体に言えるのは、その種その種で性格が違います。
人間が一人一人個性や性格が違いますね?同じです。どんな魚だってみな一人一人違うのです。
魚とスキンシップをとって一人一人を見てあげて下さい。
皆さんはたぶんちゃんとやってくれる人と思います。
お話したい事がいっぱいあって、文章だとどう伝えたら良いか歯がゆく思います。
少しずつその時のケースバイケースでの対応しかできないかも知れませんが、
できる限り対応したいと思っております。 |